3行まとめ
Kiro Pro Maxは月100ドル、5,000 creditsの料金帯で、Pro+とPowerの間に位置します。
creditsの消費、overageの有無、premium models、Kiro IDE、CLI、Web、automationの利用面を分けて確認します。
税、請求先住所、premium modelsの国や地域差、EnterpriseやIdentity Centerの条件を契約前に見ます。
月額だけでなく、請求月の利用実績と契約条件を合わせて判断します。
- Kiro Pro Maxは、Kiro公式ブログと価格ページで確認できる月100ドル、5,000 creditsの新料金帯です。Pro+の2,000 creditsとPowerの10,000 creditsの間に入り、Pro+のoverageが増えてきた開発者やチームの検討先になります。
- ただし、Pro Maxは「全員に最適な上位プラン」ではありません。creditsの使い方、overageの有無、使いたいpremium models、Kiro IDE、CLI、Web、automationの利用面を分けて見ないと、月100ドルの意味は判断できません。
- 日本の読者は、公式価格が税別表示であること、日本の請求先住所では日本消費税が関係すること、premium modelsの国や地域差、Enterprise/Identity Center利用時のデータ保護と対応リージョンを、契約前に確認する必要があります。
AWS News Blogの2026年6月15日付けWeekly Roundupで、Kiro Pro Maxが「Kiro Pro Max is now available」として取り上げられました。発表そのものはKiro公式ブログの2026年6月11日記事、料金やcredit条件はKiro pricing、FAQ、billing docsで確認するのが安全です。この記事では、2026年6月16日午後時点で確認できた公式情報をもとに、Pro Maxを「買うべきか」ではなく「上げる前に何を見るべきか」に分けます。
Kiroは、仕様書、steering、hooksなどを使って開発作業を進めるagentic IDEです。すでにKiroを日常的に使っている人にとって、料金プランの違いは単なる月額差ではありません。重いspec taskを走らせるのか、CLIやWebも使うのか、チーム管理をするのか、個人のBuilder IDで使うのかで、creditsの消費とデータ管理の見方が変わります。
このため、Kiro Pro Maxの記事で最初に見るべきなのは「月100ドルが高いか安いか」ではありません。Pro+の2,000 creditsでどこまで足りているか、overageを有効にしているか、5,000 creditsへ広げると請求と運用が安定するか、Powerの10,000 creditsまで必要か。この順番で確認したほうが、導入後の後悔を減らせます。
Kiro Pro Maxとは何が追加されたプランか
Pro MaxはPro+とPowerの間を埋めるプランとして、Kiro公式ブログとpricing pageで確認できます。
Kiro Pro Maxは、KiroのIndividual plansとTeam plansの両方で確認できる新しい料金帯です。公式pricing pageでは、Free、Pro、Pro+、Pro Max、Powerの順に並び、Pro Maxは月100ドル、5,000 credits、premium modelsへのアクセス、overage対応として表示されています。
Kiro公式ブログは、Pro MaxをPro+とPowerの間の空白を埋めるプランとして説明しています。Freeは試用、Proは軽めのワークフロー、Pro+は日常的にKiroを使う開発者向け、Powerはより重い利用向けという整理です。その間で、Pro+のcredit上限を超えるがPowerまでは要らないユーザーが、Pro Maxの主な対象になります。
AWS Weekly Roundupで再掲された意味
AWS Weekly Roundupは、Kiro Pro Maxをその週のAWS関連ニュースとして拾っています。これは需要シグナルとしては重要です。Kiroを使う開発者が増え、料金上限やagentic taskの利用量をどう読むかが、個人開発者だけでなくチームの判断にもなりつつあるからです。
根拠
ただし、Weekly Roundupは仕様表ではありません。Kiro Pro Maxの価格、credits、overage、対象機能の一次根拠は、Kiro公式ブログ、pricing page、FAQ、billing docsへ戻して確認します。特に料金、税、対応国、モデル可用性は変わりやすいので、AWS Weeklyの1段落だけで判断しないほうが安全です。
Pro Maxの基本スペック
公式情報でまず押さえる数字は、月100ドル、5,000 credits、paid tierとしてのpremium modelsアクセス、overage対応です。Kiro pricing pageでは、Proが月20ドルで1,000 credits、Pro+が月40ドルで2,000 credits、Pro Maxが月100ドルで5,000 credits、Powerが月200ドルで10,000 creditsと示されています。
条件
Kiro公式ブログでは、Pro MaxはPower tierと同じfeature setを持つものとして、specs、custom subagents、powers、hooks、full CLI accessが挙げられています。つまり、Pro Maxの主な違いは「使える機能が大きく変わる」というより、Power相当の機能セットを5,000 creditsの枠で使える点にあります。
Pro+とPowerの間に入った理由
Pro+は月40ドルで2,000 credits、Powerは月200ドルで10,000 creditsです。Pro Maxは月100ドルで5,000 creditsなので、単純なcredit数だけ見れば、この2つの中間に置かれています。Kiro公式ブログも、Pro+のoverageが予測しづらく、追加料金が増えやすいユーザーへの選択肢としてPro Maxを説明しています。
注意点
ここで注意したいのは、Pro MaxがPro+の完全な正解になるわけではないことです。たとえば月によって利用量が大きく揺れる人、重い作業が一時的な人、普段は軽いvibe mode中心の人は、Pro+のまま利用実績をもう1か月見るほうが合う場合があります。逆に、毎日長時間Kiroを使い、spec taskやautomationを何度も回す人は、Pro Maxでも不足し、Powerの10,000 creditsを検討することがあります。
Pro+からPro Maxへ上げる判断軸
- 1Pro+で様子を見る
2,000 creditsで足りており、overageが継続していないなら、急いで上げる必要はありません。
- 2Pro Maxを検討する
Pro+の上限やoverageが増え、5,000 creditsの固定枠で収まりそうなら検討しやすくなります。
- 3Powerも比較する
5,000 creditsでも足りない見込みなら、10,000 creditsのPowerやEnterpriseの管理方法まで見ます。
判断の中心は、Pro+との差額とoverageの追加負担が見合うかどうかです。
Pro Maxの判断は、Pro+の上限に何回当たったかより、請求月単位でいくらoverageが出ているかを見るほうが現実的です。Kiroではcreditが作業単位で消費され、短い編集や軽いpromptより、長い文脈や複雑なspec taskのほうが多く使われると説明されています。
| プラン | 月額 | 月間credits | overage | 見るべき利用者像 |
|---|---|---|---|---|
| Pro | $20 | 1,000 | opt-in | 週に数回、軽めの開発支援を使う |
| Pro+ | $40 | 2,000 | opt-in | Kiroを日常利用するが、重いtaskは限定的 |
| Pro Max | $100 | 5,000 | opt-in | Pro+の上限やoverageが増え、毎日まとまって使う |
| Power | $200 | 10,000 | opt-in | 複数プロジェクトや長時間のagentic作業を多く回す |
Pro+のoverageが増えた月をどう見るか
Kiro公式ブログは、Pro+利用者がoverageを有効にして作業を続けられる一方で、overageが予測しづらく高くなることをPro Max投入の背景にしています。特に、Pro+の追加利用が月60から70ドルを超え始めるようなケースでは、Pro Maxの月100ドルという固定枠を検討しやすくなります。
評価基準
見るべき数字は3つです。1つ目は、Pro+の2,000 creditsを超えた回数ではなく、月末に実際に発生したoverage金額です。2つ目は、そのoverageが一時的な大型作業によるものか、毎月続く通常利用なのか。3つ目は、5,000 creditsへ増やすことで、翌月以降の利用量が収まりそうかです。
Pro Maxの5,000 creditsで収まる利用パターン
Pro Maxは、Kiroを主力ツールとして毎日使うが、Powerほどの枠までは必要ない人に向いています。たとえば、日中に仕様整理、コード生成、修正、レビュー補助を何度も使い、CLIやIDEも使うが、複数チームの大量自動化までは回していないような利用です。
上振れ/下振れ
credit消費は、モデル、taskの複雑さ、文脈量、出力量、IDE、CLI、Web、automationの使い方で変わります。Pro Maxの5,000 creditsは目安として大きな枠ですが、毎日長時間のagentic taskを複数プロジェクトで回す場合は上振れします。逆に、軽い補完や短い修正中心なら、Pro+で足りる月が残るかもしれません。
Powerの10,000 creditsを見るべきケース
Powerは月200ドルで10,000 creditsです。Pro Maxと比べて2倍のcredit枠があるため、Kiroを開発チームの中心的な実行環境に近い形で使う場合に検討対象になります。特に、複数リポジトリ、長い設計、CI/CD周辺のautomation、長時間のWeb sessionを多く使うなら、Pro Maxの5,000 creditsを超えないか確認したほうがよいです。
確認項目
Powerを見る前に、Pro Maxで足りるかを次の順で確認します。直近の月間credits、overageの有無、最も重かった作業の種類、使ったモデル、CLIやWebをどれだけ併用したか、翌月に同じ作業が続くか。この6点が見えていない状態で上位プランだけを選ぶと、余ったcreditsも不足したcreditsも説明しにくくなります。
creditsとoverageをチームでどう測るか
- 1利用面を分ける
Kiro IDE、Kiro CLI、Kiro Web、ACP compatible IDEs、automationを分けて棚卸しします。
- 2taskの重さを見る
短いpromptや簡単な編集と、長い文脈や複雑なspec taskを同じ回数として扱わないようにします。
- 3月間creditsを見る
個人ごと、請求月ごとのcredit消費を確認し、Pro+やPro Maxの枠に収まるかを見ます。
- 4overageを確認する
overageのopt-in状況と追加料金の発生を確認し、翌月の見込みに反映します。
- 5繰り越し前提にしない
creditsは月内の利用枠として見て、余りを翌月に使う前提で判断しないようにします。
誰が、どの利用面で、どの種類のtaskを実行したかを残すと、翌月の見込みが立てやすくなります。
Kiroのbilling docsでは、creditsはrequestに応じてfractionalに消費されると説明されています。短いpromptや簡単な編集は少なく、複雑で長いtaskは多く使うという考え方です。つまり、Kiro Pro Maxの判断には、作業回数だけでなく、作業の重さを記録する必要があります。
チームで導入する場合は、個人ごとの体感だけでは足りません。誰が、どの利用面で、どの種類のtaskを、どのくらい実行したかを見ます。特にKiro IDE、Kiro CLI、Kiro Web、ACP compatible IDEs、automationを併用する場合、利用面を分けて棚卸ししておくと、翌月の見込みが立てやすくなります。
まず見る数字は月間creditsとoverage
最初に見るべきなのは、直近1か月のcredit利用量とoverageです。Pro+で2,000 creditsを超えたかどうかだけでなく、超えた理由を確認します。大きなリファクタリング、spec task、長文の設計レビュー、複数リポジトリの作業など、どの作業が上振れ要因だったかを分けます。
確認項目
チェックシートを作るなら、利用者、利用面、主な作業、使ったモデルまたはAuto、月間credits、overage、翌月も続く作業かを並べます。ここで大事なのは、1回だけの特殊な作業を常態化した利用量と混ぜないことです。Pro Maxは継続利用の枠を広げるプランとして見たほうが、判断がぶれません。
overageのopt-inを確認する
Kiro pricingとbilling docsでは、paid tiersはoverageに対応しており、pricing pageでは$0.04 per additional creditの表示があります。ただし、overageは「足りなくなっても作業を止めない」ための選択肢であって、常に最安になる仕組みではありません。
注意点
overageを有効にすると、Pro+でも作業を続けられます。その反面、使い方が増えた月には支払いが読みづらくなります。Pro Maxはoverageを消すプランではなく、基本枠を2,000 creditsから5,000 creditsへ広げ、予測しやすい固定費に寄せる選択肢です。overageを有効にしたままPro Maxへ上げる場合も、上限超過時の扱いは必ず確認してください。
creditsは繰り越し前提にしない
Kiro FAQでは、unused credits do not roll over to the next monthと説明されています。つまり、月末に余ったcreditsを翌月の大きな作業へ回す設計はできません。毎月の利用量が大きく波打つ場合、Pro Maxの5,000 creditsが合う月と余る月が出ます。
評価基準
月ごとのばらつきが大きいチームは、単純に最大月だけでプランを決めないほうがよいです。通常月、繁忙月、移行月を分けて、Pro+とoverage、Pro Max、Powerのどれが説明しやすいかを見ます。年間で見れば安くても、月次予算や部門配賦の説明が難しい場合があります。
個人、チーム、Enterpriseで購入前に分けること
個人利用では、sign in方法、支払い、usage limitsを自分のアカウント単位で確認します。
チームでは、開発者ごとのsubscription、利用量、overage、管理方法を分けて見ます。
EnterpriseやAWS IAM Identity Centerを使う場合は、認証、管理、データ保護、対応リージョンを別に確認します。
個人の使い勝手と組織の管理要件を混ぜると、月額やcreditsの判断がぶれやすくなります。
Kiro Pro Maxを検討するとき、個人利用とチーム利用を混ぜると話がややこしくなります。FAQでは、subscriptionとusage limitsは個人ユーザー単位で計算されると説明されています。チーム利用では、それぞれの開発者にsubscriptionが必要になるという読み方が安全です。
一方で、EnterpriseやAWS IAM Identity Centerを使う場合は、認証、管理、データ保護、対応リージョンの確認が別の話になります。個人でGitHub、Google、AWS Builder IDから始める使い方と、組織がIdentity Centerで管理する使い方は、同じPro Maxという名前でも確認項目が違います。
個人subscriptionとして見る場合
個人利用では、social loginやAWS Builder IDでの利用、クレジットカード、請求先住所、対象国、税の扱いが主な確認点です。pricing pageでは、個人プランを購入できる国や地域の一覧にJapanが含まれています。
条件
個人のKiro Pro Maxでは、使う本人が自分のcredit消費、overage、モデル選択、データ共有設定を把握する必要があります。特にFree Tierやindividual subscribersのデータ利用については、data protection docsでservice improvementやopt outの説明があるため、業務コードや顧客情報に関係する作業では、個人利用のまま進めてよいか確認してください。
チームで使う場合
チームでは、1人のPro Maxを共有枠として考えないことが重要です。FAQの説明では、subscriptionとusage limitsは個人単位です。したがって、チームで何人が使うのか、誰がどのtierを必要とするのか、退職や異動時にどう扱うのかを分けて決めます。
注意点
「チーム全員をPro Maxにする」より先に、利用者を3種類に分けると判断しやすくなります。毎日Kiroを主力で使う人、軽い補助として使う人、管理者やレビュー担当としてたまに使う人です。全員に同じtierを当てるのではなく、credit消費の実績と業務上の必要性を合わせます。
EnterpriseとIdentity Centerを使う場合
EnterpriseやIdentity Centerを使う場合は、請求だけでなく管理とデータ保護も確認します。Kiro docsでは、Kiro consoleやKiro profileの対応リージョン、Identity Center instanceの対応リージョンが説明されています。Kiro profileはUS East、Europe Frankfurt、AWS GovCloudの対応が示され、IAM Identity Center側ではAsia Pacific Tokyoなど複数リージョンが一覧に入っています。
根拠
Data protection docsでは、Free Tier userやindividual subscriberのcontentはUS Eastに保存されると説明されています。一方で、Kiro enterprise userについてはdata is not storedとされています。また、Free Tierやindividual subscribersの一部contentはservice improvementに使われる可能性があり、enterprise usersについてはservice improvementに使わないと説明されています。組織導入では、この違いを個人プランの説明と混同しないことが大切です。
日本ユーザーが見る税、地域、モデル可用性
Kiro pricing pageの価格は税や関税を除く表示で、日本の請求先住所ではJapanese Consumption Taxが関係します。
日本円での実支払いは、為替、カード会社、請求条件によって変わるため、固定の円換算だけで判断しません。
paid plan users向けのpremium modelsでも、すべての国や地域で同じように使えるとは限りません。
Kiro IDE、CLI、Web、automationを誰がどの目的で使うかを確認し、必要なモデルと管理条件を合わせて見ます。
契約前には、公式ページと自分のKiroアカウントで税、地域、モデル可用性を再確認します。
日本の読者にとって、Kiro Pro Maxの月100ドルはそのまま最終支払額ではありません。Kiro pricing pageは、価格がapplicable taxes and dutiesを除く表示であり、日本の請求先住所ではJapanese Consumption Taxが関係すると説明しています。為替やカード会社の扱いも別に関係するため、記事内では日本円換算を固定しません。
もう1つの注意点は、premium modelsです。pricing pageでは、paid plan usersはopen weightとpremium modelsへアクセスできると説明されていますが、すべてのpremium modelsがすべての国や地域で利用できるわけではない、という注記もあります。Pro Maxに上げる理由が特定モデルの利用なら、そのモデルが自分の地域や契約条件で使えるかを先に確認するべきです。
日本の請求先住所と消費税
月100ドルという表示は判断の入口です。実際の請求では、日本の消費税、為替、カード会社や請求処理のタイミングが関係します。特に法人利用では、税込みの月額、部門配賦、経費精算、請求書処理の方法を先に確認したほうがよいです。
根拠
Kiro pricing pageは、日本の請求先住所に対して日本消費税が適用される旨を明記しています。したがって、月100ドルとだけ社内資料に書くより、公式価格は税別表示であり、最終支払額はアカウントと請求条件で確認する、と書くほうが安全です。
premium modelsは国や地域差を確認する
Pro Maxを選ぶ理由が、より新しいfrontier modelやpremium modelを使うことにあるなら、プラン名だけで判断しないでください。Kiro公式ブログでは、Pro Maxにpremium modelsへのアクセスが含まれると説明されていますが、pricing pageはpremium modelsの地域差にも触れています。
注意点
モデル名は更新されます。記事公開時点で挙がっているモデル例をそのまま半年後の導入判断に使うのは危険です。導入前にはpricing page、models page、Kiroアプリ内のmodel selector、組織の契約条件を見直してください。
日本のチームで確認すべき利用面
日本の開発チームでは、Kiroをどの面で使うかも分けて確認します。IDEでのローカル開発支援、CLIでのterminal作業、Webでのbrowser-based delegation、ACP compatible IDEs、CI/CDやautomationのような利用では、credit消費の見え方が変わります。
確認項目
最低限、利用者、認証方法、請求主体、扱うコードやデータ、使うKiro interface、想定モデル、月間credits、overage方針を並べます。社内ルールで外部AIツールへの入力が制限されている場合は、Pro Maxの購入判断より先に、データ保護と利用可能な作業範囲を決める必要があります。
Pro Maxへ上げる前の最終チェックリスト
Pro+の2,000 creditsを超えた月が継続しているかを確認します。
追加料金がPro Maxとの差額に近づいているか、請求月単位で見ます。
Pro Maxの5,000 creditsで翌月の利用が収まりそうかを確認します。
使いたいpremium models、国や地域差、データ保護、対応リージョンを見ます。
個人、チーム、Enterpriseのどの形で使うかを分けて、subscriptionと管理条件を確認します。
Pro+で足りているなら急ぐ必要はなく、Pro Maxでも足りないならPowerやEnterpriseまで視野に入れます。
Pro Maxは、Kiroを毎日使う開発者にとって現実的な中間プランです。けれども、導入判断は「上げれば安心」ではありません。creditsが増えても、データ保護、地域、税、overage、チーム管理の確認は残ります。
まず1か月分の利用実績を見ます。Pro+で足りているなら急ぐ必要はありません。Pro+で毎月overageが出ており、その追加料金が大きくなっているなら、Pro Maxの固定枠は検討しやすくなります。Pro Maxでも足りない見込みなら、PowerやEnterpriseの管理方法まで視野に入れます。
上げる判断に使う5項目
Pro Maxへ上げる前に、次の5項目を確認します。
- Pro+の2,000 creditsを超えた月が継続しているか。
- overageの追加料金が、Pro Maxとの差額を説明できる水準まで増えているか。
- 5,000 creditsで翌月の通常利用が収まりそうか。
- 使いたいpremium modelsが、自分の国や地域、契約条件で利用できるか。
- 日本の請求先住所、消費税、チームの契約単位、データ保護の説明が済んでいるか。
評価基準
5項目のうち、1から3が見えているなら料金面の判断はかなり進みます。4と5が未確認なら、契約後に「使いたいモデルが使えない」「社内データを入れられない」「税込みの支払額が想定と違う」という問題が起きやすくなります。Pro Maxは作業枠を広げるプランであり、社内ルールや地域条件を自動的に解決するものではありません。
上げない判断も明確にする
Pro Maxに上げない判断も、前向きな選択です。Pro+でほぼ足りている、overageが一時的、重いtaskは短期プロジェクトだけ、creditsが余る月が多い、チーム管理より個人利用が中心。この場合は、Pro+のまま次の請求月を観察するほうが合うことがあります。
上振れ/下振れ
逆に、利用が上振れしやすいのは、複数プロジェクトをまたぐspec task、長いコードベースの調査、CI/CD周辺のautomation、Webでの長時間session、premium modelsを多く使う作業です。こうした使い方が通常業務になるなら、Pro MaxだけでなくPowerやEnterprise管理も含めて見るほうが現実的です。
Amazon/AWSのAIツール全体で見る
Kiro Pro Maxは、AmazonやAWSのAI関連アップデートの中では、開発者の手元に近い料金・利用枠の話題です。AIアシスタントを社内ツールへつなぐ話題なら、<a href="https://amzn-watch.blog.mo-gmo.com/amzn-49-amazon-quick-vpc-mcp-private-tools-checklist/" rel="noopener">Amazon QuickのMCP向けVPC接続</a>も関連します。コスト異常の自動調査や月次の説明責任を見るなら、<a href="https://amzn-watch.blog.mo-gmo.com/amzn-42-aws-finops-agent-preview-cost-anomaly-automation/" rel="noopener">AWS FinOps Agentプレビュー</a>も近い読み方ができます。
また、AIモデルやデータ保持の条件を確認する感覚は、<a href="https://amzn-watch.blog.mo-gmo.com/amzn-38-claude-fable-5-bedrock-data-retention/" rel="noopener">Claude Fable 5 on Amazon Bedrockの記事</a>ともつながります。Kiroだけを孤立して見るより、モデル、agentic workflow、社内データ、月次コストの4つを同じ表で見たほうが、導入判断は説明しやすくなります。
Amazon Watch JapanはAmazon.com, Inc.および関係会社とは非提携の独立ブログです。この記事は公式情報をもとに利用者、開発者、導入企業目線で整理したもので、Amazon公式の案内ではありません。商標やサービス名は識別のために使用しています。また、この記事は投資助言ではなく、AMZN株式の売買判断を目的としたものでもありません。
次に読むなら
開発者向けAI、AWSサービス更新、Amazonのプロダクト変更を横断して読む場合は、<a href="https://amzn-watch.blog.mo-gmo.com/category/products-services-solutions/" rel="noopener">製品・サービス・ソリューション</a>カテゴリが入口になります。一次情報の確認先は、固定ページの<a href="https://amzn-watch.blog.mo-gmo.com/source-checks/" rel="noopener">資料・確認ログ</a>にも整理しています。
更新履歴と再確認ポイント
- 2026年6月16日午後
AWS Weekly Roundup、Kiro公式ブログ、pricing、FAQ、billing docs、data protection docs、supported regions docsを確認しています。
- 変わりやすい条件
料金、credits、overage単価、premium modelsの対象国や地域、日本の税、EnterpriseやIdentity Centerの条件は変わる可能性があります。
- 契約前の確認
公式ページ、自分のKiroアカウント表示、組織の契約条件を確認してから判断します。
この記事では日本円換算を固定せず、実支払いは為替、税、請求先住所、カード会社、組織の契約条件で変わる前提にしています。
- 2026年6月16日午後、AWS Weekly Roundup、Kiro公式ブログ、Kiro pricing、FAQ、billing docs、data protection docs、supported regions docsを確認しました。
- 料金、credits、overage単価、premium modelsの対象国や地域、日本の税、Enterprise/Identity Center条件は変わる可能性があります。契約前には必ず公式ページと自分のKiroアカウント表示を再確認してください。
- この記事では日本円換算を固定していません。実支払いは為替、税、請求先住所、カード会社、組織の契約条件で変わります。
Amazonの公式発表、AWSサービス更新、Bedrockモデル追加、Kiroのような開発者向けツールの変更を継続して追う場合は、<a href="https://amzn-watch.blog.mo-gmo.com/newsletter/" rel="noopener">ニュースレター</a>でも更新通知を受け取れます。
参照した主な情報源
- AWS News Blog「AWS Weekly Roundup: AWS FinOps Agent in preview, Gemma 4 on Bedrock, Kiro Pro Max, and more (June 15, 2026)」
https://aws.amazon.com/blogs/aws/aws-weekly-roundup-aws-finops-agent-in-preview-gemma-4-on-bedrock-kiro-pro-max-and-more-june-15-2026/
- Kiro Blog「Introducing Kiro Pro Max ($100/mo): more credits, less guesswork」
https://kiro.dev/blog/kiro-pro-max/
- Kiro Pricing
https://kiro.dev/pricing/
- Kiro FAQ
https://kiro.dev/faq/
- Kiro Docs「Billing for individuals」
https://kiro.dev/docs/billing/
- Kiro Docs「Data protection」
https://kiro.dev/docs/privacy-and-security/data-protection/
- Kiro Docs「Supported regions」
https://kiro.dev/docs/enterprise/supported-regions/
